名前負け

数命士 恭ちゃんとしては由々しき事態なのは『名前負け』ということば。
名前負けとは本来は「名前が不相応に立派すぎること。実が名に伴わないために、かえって見劣りすること。」(by広辞苑)。

つまりは昔なら使わなかったであろう漢字『王、姫、妃、后、帝』などの高貴なイメージの漢字を使ったり、壮大な宇宙的な名前などで本人には荷が重いです的な名前を付けられてること。
しかし、近頃の誤用として使われるようになったのは折しも現在開催中の高校野球の監督さんの発言。

ニュースでも取り上げられていましたが、監督さん達がやらかしましたの誤用。

ネームバリューが有ったり強豪校や伝統校との対戦に対して球児に誤った言葉での活を入れてしまっていた。
「強豪校であっても対戦校に名前負けせずにいけ!」と使っていると。

ビックリよね?!
自らに使うことであって、相手側への名前の大きさに違う言葉では無い。

これも時代のなせる技かな?

最近では名前負けなんて言葉を使わなくなったものね。

『畏れ多い』とか、『分不相応』とかは時代にそぐわない感じになってきていると思いませんか?

『オンリーワン』や『唯一』『オリジナル』など世界に一つだけの花現象。
それには何の不満も文句も有りませんよ。
誰しも唯一無二な存在ですからね。
でも、それでも『分(ぶん)』って有るって思ってしまうんですよね。
この時代でも度を超し過ぎてないかい?と感じずにはいられないことも(笑)
『The名前負け』的な。

だって、数命士だもん♪ 

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