ニュースな名前の漢字
今、巷を賑わしているニュース。
テレビで名前を観た瞬間に少し私なりに思うところがあったので書いておきますね。
時々、『憲』という文字が名前に付けられている方がいますよね。
私の知ってる方々は知的で大手経営者さんばかりなのですが…
今は名前も自由になっていますが、昔には命名に避けていた漢字というのがあり、その1つです。
『憲法』の『憲』なので真面目とかって印象かもしれませんが、『目』+『害』+『心』が組合せられている。
『命名に嫌われる漢字』という本から抜粋すると、「この漢字は中国で刑の執行を職とした人で刑罰として犯罪人の目の上に入れ墨を施し、 すぐに犯罪者であると分かるようにするお役人であった。
そして、これから一生襟を正し、更生すると心に誓えという意味から、後に「心」が付いたとされています。
尚、「きまり」「おきて」として憲が使われるようになったのは近代からです」
つまりは、厳しいお仕事をされていたことから、命名には相応しく無いと昔はされていた由縁なのでしょう。
今はそんな職は中国にも無い。
刑の形も違って来ているとは言え、辛くても刑を執行する仕事も必要で誰かがしなくてはならないのです。
とは言え、なかなかの重圧な仕事であることだけは間違いない。
そんなことから、ずっと『憲』という漢字は名前に付けることを避けられていた歴史があるそうです。
私は基本は数命判断では画数を鑑定しますが命名を頼まれた時に、昔は命名に相応しく無いとされていた漢字も出来るだけ勧め無いように心掛けてはいます。
今回のニュースを観て、ふと、『命名に嫌われる漢字』について書かれた本を思い出したので書いてみました。
理由はどうあれ重いモノを背負った人生は険しく厳しいモノとなるでしょう。
姓名には使命やお役目が込められているというけれど、重すぎるのは辛いものです。
確かに、私の存じ上げる方々は人への厳しさを持った人という印象の共通点はありますね。
(まぁ、私調べの域ですが)
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