ほんまモノとニセモノ
そうですね、10年以上前。
友達のお家に病人が立て続けで、次々とトラブルも発生。
で、友達がお祓いに行きたいけれど付き合ってくれないか?と。
そこの神社様の先代の神主様は我が家の地鎮祭をしてもらったので、その友達から『お祓いをしてくれる神社を知ってない?』と尋ねられたので紹介をした流れで付き合って行くことに。
先代は逝かれてお子さんが継がれていました。
費用は先払い。
そして、その時に家の世帯主の名前を聞かれた友達は当時ご顕在のお父様の名前を書いてフリガナも付けていた。
そして、祝詞かな?
神殿にて始まりました。
その途中に友達が「えっ?」と声を漏らした。
何かな?と思いつつ終了された後に友達は渡された『御札』を見て言った。
「先ほども気になって、聞き間違いかな?と思ったんですが、やはり父親の名前がまるっきり違います」と。
すると、その神主様は「大丈夫です」
えっ?
何が大丈夫なの?
口下手の友達は困惑顔だったので、ここは私が代わって!と言いました。
「困ります!名前の違う御札を持って帰るのはおかしいです!やり直してあげて下さい」
しかし、神主様は嫌そう。
友達も「お願いします」と頭をさげ続けた。
私も繰り返しお願いした。
すると、渋々に嫌そうにしながら『御札』の文字だけを書き直して待って来られた。
私が「えっ?お祓いの祝詞はやり直してもらえないのですか?」と言うと。
「2回は無理なんです。名前の問題では無くって魂を込めているから大丈夫なんです」と。
頑としてやり直しはしない。
しかし、しかしですよ。
料金は取っているのだし、間違えたのは神主様じゃない?!
神様にお詫びしてでもやり直してあげて欲しかった。
その時にその神主様が家にある良くないモノ(置物や飾り)が見える!と言われていたので、友達は早く帰宅して確かめたかったのもあって、それ以上言うことを諦めた様子。
で、友達は家に帰って良くないと言われたモノを探したらしいが全部見当たらない!と。
例えば「能面」や「動物の剥製」「動物の角」など。
小さなモノでも無いし、家中捜索したけれど、そんなモノは無い。
かすりもしていない!と。
で、友達はその旨を後日伝えに行ったらしいがケンモホロロに取り合ってもらえなかったらしい。
かなりの金額を取り、それは無いやろ?と私は当時怒った。
そして、間もなくお父様はあの世へ。
本当に思います。
世襲ってどうなんだろう?
ちゃんと修行をされているから継がれただろうが、この類の能力は一朝一夕では身につかないものだろう。
やはり、ほんまモノとニセモノはこちら側が見抜くしか無いが、能力も無いのに世襲するのは如何なものか?!
コメント
コメントを投稿