AさんとBさんは星の下が違うのか?!
同じ年齢のAサンとBサンが居る。
Aサンはそこそこお金持ちのお嬢さんで容姿端麗で色っぽいイイ女。
Bサンは両親が借金を残して亡くなったので借金を肩代わりしてくれた親戚に気を遣いながら懸命に働き返済しながら、歳の離れた弟の学費を助けていた。
容姿は普通です。
この2人が同じ会社の総務課の同僚として出会いました。
Aサンはその会社の若社長の愛人となり、外車を買って貰い、特別手当てを貰い、出世をして若社長のお供で出張旅行の贅沢三昧で、その分をBサンは倍の仕事を押し付けられ必死でした。
取引先の会社関係者もAサンには特別扱いで面倒なことはBサンへ頼み込んでくる。
そんな矢先にAサンを見初めた御曹司からの熱烈アタックで愛人を辞めて、サッサと御曹司と結婚で寿退社。
立派な大御殿の新居が建てられ豪華結婚式にハネムーン。
一男一女を授かり義両親からも大切にされて生き生きと楽しい日々。
Bサンも同時期に真面目なサラリーマンと結婚したが、親の借金も有る身なので入籍のみ。
間もなく、旦那サンの会社が倒産。
不本意ながらも旦那サンの再就職が決まった頃に子供は流産をして出来なくなり、なんとか不妊治療を頑張り1人授かった子供が先天性の重篤な病。
Bサンはいつ見掛けても髪を振り乱して必死に働いている。
そして、コロナ禍に弟サンの経営をはじめたお店が倒産。
そんな彼女から相談が有りました!
Aサンと自分(Bサン)の運命の違いは何なのかを教えて欲しい!と切実な訴え。
姓名判断.数命判断.生年月日などの何を鑑定してもAサンは素晴らしく良い。
そして、Bサンは全て宜しく無い。
この結果にBサンは苦笑しながら言いました「彼女と私は星の下が違うんですね?!」
それはそうかも知れない。
前世の行いなのか、はたまたご先祖の因縁なのか、環境に翻弄された彼女のせいなのか、生き方を誤ったのか…
この2人が同僚として出会うことが無ければ、Bサンが味わずに済んだ切なさ。
比べてしまうという悲劇。
全ては必然で学びで仕方の無いことなのかもしれないが、もし、厚かましくも私が神様ならBサンにせめて、もう少しご加護をと思ってしまうのですが…
こういうことも『数命士』として学ぶべきことが未だ未だ有りますわ!
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