須佐之男命
須佐之男命(すさのおのみこと)って有名人ですよね。
有名人….人か?!
まぁ、それは置いておくとして。
八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したとして有名な話ですよね。
確かに悪さをする八岐大蛇を退治したのは素晴らしいとは思う。
しかし、裏話を聞くと微妙!
8人の娘をもつ老夫婦が毎年1人ずつ娘を八岐大蛇に奪われて、最後の娘も奪われると嘆き悲しんでいるところに遭遇した須佐之男命は条件を出した!
「八岐大蛇をやっつけて、娘の命を助けたら残りの一人の娘を俺の嫁にくれるなら退治してやっても良いけど、どーや?」と。
それアカンやつやん!
相手の弱味につけ込んで、嫁にくれるなら退治してやろか?ってセコっ!!
老夫婦のたった一人の娘やろ。
老夫婦の老後や継承問題も有るやろ?
娘の意向も有るやろ?
弱味につけ込むんは狡いやろ?
娘の命のためにと老夫婦には他に選択肢無いもん!
須佐之男命は狡猾やわ!
そりゃ、誰しもメリットが無いと動けないってことは分かるよ!
けどや、英雄なら黙って八岐大蛇を退治して去ろうやー!
「名乗る程の者ではございません」と。
きっちり須佐之男命って名乗っとるやん?!
それが後日に娘と再会して恋に落ちるやったらええ話やよね。
もし、万が一に娘がドンピシャ好みでお嫁に欲しかったとしよ!
でも、嫁に貰って沢山の子供が授かって幸せにくらしたのだったら、英雄気取りはダメでしょー!
須佐之男命も世間が英雄視した時に言わないとアカンやん?!
「いやいや、俺は娘を嫁に欲しかった私利私欲で八岐大蛇を退治しただけの小さな器の男なんですわ!そんな褒めてもらうようなこと違いますねん!」って。
そしたら、世間が言うのや。
「須佐之男命さんったらご謙遜を!」と。
これでしょー?!
交換条件を出して、八岐大蛇に酒で酔わして退治して、尻尾から出て来た剣を奪ってお偉い方に献上して、たった一人の娘を嫁にして、沢山の子供を得て幸せに暮らして英雄の称号ってどーなんやろね?
なんか、納得いかないんですケド…
八岐大蛇がダメなのは確かです!
でも、今の世の中でもいるよね?!
口先だけ良い人ぶってるけれど、利用出来るか利用出来ないか?
この人と付き合ってメリットが有るか無いか?
そんな私利私欲に塗れながらええ人の仮面を被って生きてる偽善者が。
いつか、分かる時は来るもの。
分かる人には分かるもの。
あと、一年もすればね(*^^)v
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