人を呪わば穴二つ

諺に『人を呪わば穴二つ』とあります。

これは元々は平安時代の陰陽師が呪術で人を呪い殺すときに、呪い返されることを覚悟して、呪う相手の分と自分の分の合わせて二つの墓穴を用意させていたことからきた諺。

呪術で殺すことを請け負うようになった陰陽師は呪術を成功させたとしても、相手側から“呪い返し”を受ける覚悟でなければ行えない位のハードなことであるという意。

つまりは、その覚悟が無いなら易々と人を呪うなどすべきでないという教えです。
確かに!

しかし、念の強い人は呪うとかって意識は無くとも相手にあまりにも理不尽な行いがあった時に思わず強く憎んでしまうということはあり、それが何らかの事象を引き起こすこともあるように思います。

私自身も半信半疑では有りますが、昔に大切な仲間にあまりにも理不尽な仕打ちをされた経営者の人に怒りの感情をもつ度に突如に倒産、撤退、病気等と続いた時には「まさか…」と思いつつ怖くなったことが有ります。

それ以来は強い感情をもたないように心掛けています
人の念や強い思いは怖ろしいものです。

迂闊に抱いてはいけない感情ですよね。

誰しも用心しないといけないことです!

その域は天に任すべき範疇ですよね。

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