波瀾万丈について
昨日は丹波柏原厄神様へお詣りしたので『波瀾万丈』について書いてみますね。
数命判断の鑑定をしていて、難しいのが波瀾万丈で無い人です。
誰しも人生には何らかの波は有ります。
しかし、その波の『振幅大きさ』には各人によって差があります。
その波の小さな人の鑑定は非常に難しいものなんです。
ずっーと平穏無事で穏やかでアクシデントも無く平凡だけれど幸せ。
こういう方は有る意味鑑定人泣かせ。
特に際立って言うことも無いのです。
それを受け入れて暮らされている場合は私の元へ鑑定には来られ無い。
鑑定に来られるということはドラマチックでシンデレラストーリーのようなことが起こることを期待してワクワクと目を輝かせて…
不必要な期待は哀しいかな…応えてあげられないことが多い。
だって、穏やかな毎日で幸せなことは恵まれているのですから!
よって、運命の振幅小の方の鑑定は手強いと言わざるを得ない。
私はこういう方が一番幸せなのだと思いますがご本人としては不満なんです。
なので、波瀾万丈に憧れがあるというタイプは厄介なものです。
例えば、誰しも多少の人生の波はあると言っても…
『95歳のおばあちゃんが家族に見守られながら安らかに眠るように亡くなるのと
小学校から下校して家に入ると母親が自死しているのに蘇生を必死にしたが手遅れだった』というのとは大違い。
『愛犬が15歳で家族の腕の中で逝くのと婚約者が飲酒運転の高速無謀運転に轢き殺される』というのも大違い。
どちらも辛いのはもちろん!
哀しい別れです。
どちらも大切な家族を失う辛さは有る。
しかし、波瀾万丈の人は予想だにしないことが唐突に起こる。
覚悟の無いままに繰り広げられる波瀾万丈な出来事に翻弄される。
こういう方はその分起こる良いことも大きなことや凄いことが起こる。
振幅大なのです。
しかし、その分の落差が平穏で無いだけにハードな人生です。
「何か起こりませんか?平凡な人生なんてつまらないです!」と鑑定に波瀾万丈をねだられるのは贅沢な悩み。
穏やかな人生は良いものなんだと思いますよ!
隣の芝生は青いだけです。
波瀾万丈はやってみたら過酷なものです!
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