SP

今、SPさんのことが話題に上っていますよね。
例の事件で。
数年前のこと。
当時、谷垣禎一氏が総裁をを務めていらっしゃる頃の話ですが。

ホテルロイヤルヒル福知山で地元の府会議員さんが叙勲を受けられたパーティの司会を承りました。

で、地元ということもあって自民党総裁の谷垣禎一氏がゲストに来られるということでなかなかの大騒ぎでした。

私は司会台から全体を見回す位置にいますので、普段から会場への人の出入りやスタッフの動きなど全て目の端に止めながら司会をしています。

神経を張り詰めているので普段から物凄い察知能力全開です。

しかし、私が谷垣禎一氏の登場のコメントをして入場をされて前のステージに立たれた瞬間に会場の中にSPさんが突如ずらっと配備されていた。

私の隣にも屈強なデカい目つきの鋭い人がスタンバイ。
総勢20人位のSPさんが一瞬にして会場中にピシッと。

全く入って来られていることに気付かなかった!
忍者のように。
あんなドデカい人達がいつの間にかずらっと配備されることに「凄ーい!」と感心しました。

そして、暫くしたら谷垣禎一氏が司会台まで「そろそろお先に失礼します」と御挨拶に来て下さって「なんて気さくな方だろう」と思いつつもSPさん全員の視線が痛いなぁーと感じた。

そして、谷垣禎一氏の退場コメントを言って拍手の中を退場されていく姿を見つめていると、あれだけずらっと居たSPさんが一瞬にして全員消えたように存在しない。

つまりはSPさんの動いてる姿を誰一人見なかったことに私は驚きました。
20人位の屈強なデカいSPさんが一瞬に現れたり消えたり。

黒子に徹していらっしゃる!
プロそのもの。

配備されている警護の時はを出して、出入りする時には存在感を消す
素晴らしいものをみせてもらったなぁーという私の貴重な体験です。
今回のSPさんの批判的なニュースを観るにつけ、首を傾げざるを得ない。

あんなに訓練を積まれスペシャリストの筈なのになぁ~
なぜに?と疑問を感じます。

プロ中のプロであったとしても、防ぎようの無いことはあるのだろうか?と。

あれだけの凄い警護を目の当たりにした私としては不思議でしかありません。


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