運命(さだめ)の河

誰しも一度は渡るのよね。

その河を渡る日まで続く旅路。

生まれた時に本人は果てしない旅の始まりに「嫌だ嫌だ」と泣き叫ぶ。
それとは裏腹に周りの人は「これから肉体を得たから魂を磨ける修行が出来て良かったね」とおめでとうと言う。

みんなは「覚えて無い」と言うが、実のところは忘れたふりをしてるだけよね?

私は今も覚えてる。

生まれる前に「嫌だ!生まれたく無い!辛さのはじまりだ」と憂鬱だった。
本当に心の底から嫌だった。
その記憶が今も有る。
気が遠くなるような絶望感に包まれた。

やりたく無いバンジージャンプに背中を無理矢理押されたようなもの。

確かに、予想通りの過酷なものだった!

でも、やっと最近は思う。
人との出逢いだけはラッキーだった。
私の傍には良き友達が居てくれる。

運命の河を渡るまでは一緒に泣いたり、笑ったりもう少しするかな~(笑)

お盆に感じたことです。

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