数命判断を大井戸の向かいにて
あれは小学6年の遠足。
なぜかの初の試みで『大井戸山』を越えてへ中区の牧野の大池まで。
それは小学生には無謀な道のりでした。
行きは登りですから、予想以上に大幅に時間要したが何とか辿り着きました。
ところが、問題は帰り道。
激しい岩だらけの山。
遠足だから普通のズックに軽装。
千ケ峰と違って登山道も無いような険しさ。
山を下る時に転んだり、膝を怪我をして血を流してる同級生続出。
足はマメだらけで全員ボロボロ。
友人の何人かは診療所行き。
私も膝から流血でしたが泣かずに我慢を。
しかし、膝に今も傷が残ってます。
これが無かったら脚タレになってたやも?!
おいおい(笑)
今だったら保護者が学校に乗り込み大騒ぎでしょうが、当時は我慢する時代。
それでも、あれ以来この過酷な遠足は封印されて最初で最後の行事に。
血だらけで帰宅してる私を見掛けた近所の人が「小学生に大井戸山登山なんて有り得ない」と。
いや、遠足だったんだけれど…(;^_^A
その時に思いました。
指導者は責任重大!
私の脚タレの道を妨げたように、(もう、それはええって?!(笑))
登山を人生に喩えるならば、数命判断を含め人の人生の深いところに関わるにはそれなりの覚悟と経験が必要だなぁ!と。
アドバイスはしたとしても、他人の人生の登山計画を立てる域には立ち入らない!
それを決めるのはご本人なんだから。
ついつい必死になってしまいがちの私。
未来を指図するようなことにはならないようにと大井戸山を眺めて思った。
あの血だらけで泣きまくってる同級生達の様子を思い出し自戒を込めて。
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