覚悟
昨日の話の続きになるのですが…
2年位前のこと。
ある年配の女性が「私は頑張ったことが一度も無いの」と。
出会う度にこの台詞を仰る。
私は頭の上に❓が飛びまくりました。
しかし、「なぜ?」と質問するのも野暮な気がして。
で、私のあらゆる脳細胞をフル活動させて、この言葉の意味を解明しようと。
そして、私の推理としては、その女性は「頑張れる人間になりたいけれど、なれないことに悶々とされているのだろう」と。
私としては‘’頑張っても頑張っても生活楽にならず‘’をしてきましたので、頑張らないで一日も終えたことは無い。
幼い頃から働いて働いて。
頑張らないで生きていけることなんて想定範疇に全く無い。
だから、その女性の胸中を計り知れなかった。
この話を友達にすると、友達は私の推理に呆れていた。
「それは自慢してるんやでー!頑張らなくっても優雅に贅沢に暮らしてこれましたのよぉー、オッホホホ…」と。
エッー?!
何ですと?!
自慢?!
私は頭の中が❓だらけ。
脳内メーカーなら頭の中全てに❓❓❓
全く分からない。
その女性が勉強なんてしたこと無くって…で東大か京大か阪大ならお見事。
習いもせずに絵を描けば画商が取り合いをするとか。
文書を適当に書けば芥川賞受賞みたいな。
それなら頑張らないことも自慢になるかもしれません。
しかし、親のお金で贅沢三昧。
旦那さんの稼ぎで豊かな生活。
生涯頑張らないでそれは自慢になるのであろうか?!
豊かな家に生まれ育ったとしても自分の使命をみつけ頑張っている人はいる。
しかし、豊かさに甘えて覚悟が無い人はそうなる。
何かをはじめては頑張らないでやめる。
そして、また次、また次と。
覚悟がない。
そういう人ほどは才能のあるキラキラとした人に擦り寄っていく。
そして、その人を応援することで自己満足をする。
その満足で終われば良いのですが、そういう人はいつの間にか上から目線で頑張っている人にアドバイスをしはじめる。
何も頑張っていない人からのアドバイスを受けるはずも感謝されるはずもない。
すると、今度は嫉妬がはじまる。
嫉む、妬む。
こうなると始末が悪い。
頑張らない人は頑張っている人の気持ちが理解出来ません。
頑張っている皆さん!
頑張れ無い人が身近にいたら、念のために警戒しておいて下さい。
応援してくれていると思っていた人が足を引っ張る人に変わることはよく有ります。
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