相性

数命判断で受ける相談としては仕事運・金運が圧倒的に多いのですが、

稀に本当に稀に恋愛についてもあります。

姓名と生年月日から相性を鑑定出来ます。

だから、恋愛モノも可能です。

但し、こればっかりは大変難しい。

それは相手のあることだからです。

数年前のこと。

私が人前結婚式と披露宴を司会させて頂いた女性からご夫婦の相性についてご相談がありました。

その時点で既に、そのご夫婦の関係は末期状態でした。

結婚式の時には本当に仲良く、最高にいい家庭を作られるだろうな～と印象に残っていたお二人だっただけに驚きでした。

お二人を鑑定して相性もいい。

そりゃそうですよ。

相性が良くってご縁があったから大恋愛を経て結婚。

お子さんも誕生して、相性が良かったはずなんです。

鑑定の結果で２人が上手くやっていく方法は分かるので彼女に伝えた。

しかし、旦那さんは聞く耳を持たない。

それどころか、旦那さんは別れることしか考えていない。

別れたくって別れたくって仕方ない。

そんな男性に改善策を伝えようとしたところで嫌悪感しか無くって、もはやドン引きされるだけ。

２人共に歩み寄ろうという姿勢が無ければ、改善策は何の役にも立たない。

正に今から始めようという2人になら数命判断によるアドバイスも出来ますが、拗れ切った2人の片方がいくらジタバタしても手遅れ。

さて、言い古された言葉ですが…

『大好きの反対は大嫌いではない。

大好きの反対は無関心』

そして、私的に付け加えるとすれば、

『大好きと大嫌いは同じこと。

大好き&大嫌いVS無関心。

今、大好きということは大嫌いになる可能性が最も高いということ』

だから、大好きでいてくれるから何をしても何を言っても大丈夫は大間違い。

大好きのポジションは大嫌いに一番近いポジションだということを知ること。

それを現状に調子にのって、やらかしたりすれば即大嫌いへまっしぐら。

そして、大嫌いとなられたら打つ手は無いのです。

そして、それを挽回出来るのは『時間』しかない。

それは何年後、いや何十年とかかる可能性もある。

だからこそ、恋愛モノは鑑定が難しいというよりも相性が良いほどに危険をはらんでいる。

そういうことです。

そこんとこ、ヨロシク！