寿命
命を終えることを『寿命』と言う。
この『寿』という漢字に違和感を覚えた事は有りませんか?
『ことほぎ』とおめでたい漢字。
亡くなるのに『寿』の文字は不似合いで子供の頃は不思議に感じた。
大学生の頃に講義でその答えが貰えた。
『命の長さは天から頂いたもの。
その天からの授かった命を運命の限りに生き抜いたなら、それはめでたいことだから“寿”の“命”なんだ』と。
納得した!
短いとか長いとかの長さでは無い。
天から授かった命の長さは人それぞれ。
その人なりに、その人の命を輝かし生きたなら十分に『寿命』なのか~と。
どんな形なら良いと言うモノでは無いが、病気なら覚悟も有れば看病もや共に過ごす寿命までの時間が残されている。
しかし、不慮の事故などは突然だけに受け止め難い。
それでも、それは天から授かっていた命のタイムリミットが来たことには違いない!
それも、天寿を全う。
そこから未だ生きている私達は『後悔しない生き方をしょう!』と静かに学ばせてもらうしか無い。
見送る辛さを抱えて居る人にも伝えたかったので書いてみました。
『寿命』はめでたいことなんですよね。
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