蟹は
『蟹は甲羅に似せて穴を掘る』
有名な諺ですよね。
蟹は自分の甲羅に合った穴を掘る 。
大きな蟹は大きな穴を、小さな蟹は小さな穴を砂に掘って住まいとする。
人もそれぞれの実力や能力に応じた欲望を持ち、自分に相応しい生き方すべきという喩え。
また、格上のレベルを味わったり、目標とするワールドの人たちと付き合ったり、良いモノを持つことによって、未来の理想の自分を先取りする。
そういうコーチングをすると言われていたコーチもいらっしゃることは確か。
好きなモノや欲しいモノの写真を集めたボードを部屋に飾って夢の引き寄せ法などもある。
自分のモチベーションを上げるために、欲しいモノをgetするために頑張ることは素晴らしい。
しかし、分を弁えずにローンを組んだり借金をしたりして高価なモノを買うのは違います。
息子の嫁が高価ブランドを買いまくって、あらゆるところの借金の督促状でどうもこうもいかなくなると親に泣きつく。
叱られながら親に借金返済を頼む60歳代。
これを延々と繰り返されている。
今やまた借金が嵩んで老人ホームに入所の親が亡くなるのを待ちわびている息子夫婦に頭を抱える年老いた両親。
親の遺産を使い込んだら、その先は兄弟に頼るつもりか、夜逃げをするのか。
しっかりと稼いでなら、いくらでもその器に合った贅沢でも何でも自由。
「いざとなれば自己破産!」と思いながら分不相応な高価な買い物をするのは愚か。
そんな人にツキは無い!
誰も尊敬しない。
そんな人が神仏に肖ろうとして何になるのか?
親や兄弟に迷惑をかける。
自己破産すれば様々に迷惑をかける。
蟹に学ぶべきでしょう。
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