系垂の法則
先日、本を読んでいて目にしました。
『系垂の法則』なるものがあるそうです。
これはとても複雑なので喩え話で書くことにします。
例えば、父親が第三子[3番目に生まれた]とします(兄、姉、本人)、そして母親が次女ですが(姉、流産した子供、本人)なので第三子。
この夫婦には4人の子供がいる。
(長男、長女、次男、三男)の場合は第三子は次男となります。
この夫婦は自営の会社を経営していて、長男、次男、三男共に親の会社に入社している。
日本の本来の有りがちなのは長男に跡を継がせる形です。
長男はそのつもりなんですが…
これが不思議なモノですが魂はなぜか自分と同じ番目の子に継がせたいという垂直に魂保存の法則が起こる。
だから、頭では長男が継ぐつもりと分かっていても第三子(次男)に継がそうという不思議な力が働く、それで揉める。
そして、長男が飛び出し親子断絶で第三子の次男が継いでしまう。
こういうことって身の回りでもありませんか?
ワイドショーでも取り上げられるお家騒動的な話がありますよね。
これはこの系垂の力が働いているのだと。
親戚のお家にも起こっています。
また、ご近所でもチラホラあります。
これの難しいところは流産したり死産されたお子さんのこともカウントしないといけないから、跡継ぎ問題の相談を受けた時には判断はややこしいことですが。
私の身近なところでは納得する例がいくつも思いつきます。
私の知り合いの女性の60歳代からの悩み相談がご主人は第二子(姉、本人、妹)で息子が2人いらっしゃるのだけれど、なぜか長男とソリが合わない。
次男に家を譲りたい様子だった。
しかし、冠婚葬祭などは全て長男夫婦がしてくれているのだけれど、次男に自分の建てた家を譲りたくて仕方が無い。
そして、長男夫婦に「お前になんか家はやらん!」と追い出された。
そして、父親が亡くなられた後のお葬式や片付けなどは結局長男がされた。
次男は葬式にすら来ない。
そして、母親が住んでいる家を次男が勝手に売ってしまってお金を持って去った。
その母親の女性は住む所も失い途方に暮れられている。
その父親は生前から分かっていたはずだそうです。
長男は責任感があってすべきことはする。
しかし、次男は要領よく立ち回るけれど、家に対する責任感などは皆無。
それでも父親は自分と同じ番目の第二子に譲りたかった!
こういう理屈では無いモノが系垂の法則と。
なかなか興味深いですよね。
もう少し考察をしてみようと思います。
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