姓名判断と世事

姓名判断も人によって多少の鑑定の仕方が異なります。

華道などと同じように流派もありますし、鑑定者の考え方にも寄ります。

そして、私が更に思うところは『世事』は大きな要素です。

それは姓名判断は元々は中国の漢の時代に発祥したと言われます。
陰陽五行説を踏まえた中国漢代の法に基づくモノが日本に伝わり、平安時代から本格的に始まったと。

平安時代ですよ。
それが今に全て通じるとは思えません。

時代と共に改良は加えられたとは思いますが最近のこの世事の目まぐるしい変化
古いルールは適応しない。

そこで鑑定者は世事に合わせて柔軟に改良を加える必要がある。

例えば、一昔前、いやほんの少し前。
私達の若い頃は男尊女卑はまだ色濃くあったと思います。

だから、内助の功や慎み深さや控え目が女性の美徳とされた。
つまりは、そういう画数が女性の大吉とされていた。

まぁ、いそのふねサンのような生き方が女性の大吉とされていたのです。
しかし、この令和の時代
生き方も多様化している。
専業主婦を幸せと思う人もあればバリバリと働くことを幸せと思う人もある。

だから、内助の功=女性の幸せ
働くことを=女性の不幸という考え方はそぐわない。

離婚=女性の不運という考え方ももはや時代錯誤もいいところ。

それぞれの人が求めるモノが幸せであり大吉となる。
だから、古い姓名判断の本を見て右往左往する必要も無い。

また、名付けにおいても世事を踏まえる必要がありますよね。
そこの柔軟性は求められるところです。


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