三代目
三代目と言っても、『三代目 J SOUL BROTHERS 』のことではありません(笑)
有名な諺に『三代目』に関するモノがありますよね。
大阪商人の町「船場」に「三代続けば末代続く」という古い諺がある。
言い換えれば、育て方を誤ると三代目が家が潰す譬(喩え)です。
「創業者はゼロからのスタートで苦労を重ねて事を為す。
二代目は偉大な父親と比べられ、『二代目ボンクラ』と揶揄られ何をやっても父親を越えられないジレンマに陥る。
また、父親は仕事第一で家庭を顧みないことも多く、家庭に父親の存在を感じ難く、自分のような思いは自分の子供(三代目)だけはさせたくないと思う。
結果的に甘やかし、三代目は苦労知らずで育ち最後に家を潰す道楽息子になる的な話ですよね。
これは、祖父・父親・孫と三代とは限りません。
会社によっては、創始者➡️弟➡️創始者の息子というような形の三代目。
話題のジャニーズ事務所のように創始者➡️妹➡️創始者の姪が三代目という形もある。
で、世に言う『家三代の興亡の法則』という話ですが…
家は三代ごとの周期で栄えたり衰えたりを繰り返す。
三代ごとに一周期。
初代が作った財も地位も名誉も三代の間に無くなり血系も無くなり、養子をとったり分家へと流れが移ったり。
また、貧困で苦しんでいるお家でも三代目に優秀な子孫が出来て復興という逆のパターンもある。
これを血系のバイオリズムとも言います。
12代目当主と言うような続いているお家であっても、このバイオリズムで養子や婿養子で継承。
また、次男三男へと移ったりをして繫いでいる。
それは三代目ごとの周期と言われている。
今回のジャニーズ事務所の件で正に三代の興亡を目の当たりにした。
だから、自分は何代目なのか?
どの三代とのバイオリズムなのか?
我が家で言うと祖母は幼女で祖父は婿養子で働かず道楽者で財を食い潰した。
父親はその祖父の背中を追い続け、その父親が残した負の遺産を私が片付けるという三代のバイオリズムで我が家は遂に終わりとなる。
しかし、叔父が会社を興して財を成し、それをその息子が継いでいて、孫に男の子が出来ている。
我が家は叔父の家へと系垂の法則で移ったこととなる。
このようにして三代ごとの周期によって自分の立ち位置は何代目に当たるのかをみる
と宿命が分かります。
創始者となるのか?
継続させるのか?
富の享受を受けるのか?
負の遺産を受け取るのか?
後片付けなのか?
これは姓格的な宿命の部分ですが、それも逃れるという選択で家を飛び出す、稼業を継がない、結婚をしない、子を持たないなどの方法もある。
しかし、逃れられない宿命もあります。
その辺りを考えると見えてくることもあるかな?と思います。
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