私のモデルとする不思議な人

今回は少し長いので覚悟を!

私が将来において目標としている方がいらっしゃいます。

その方は嘗て我が家がお世話になった神様のことをなさっている丹波市にお住まいだったHおじいさんです。

この方のことは今までに何度か書いてきましたので、分かる方には分かるかな?と思います。

神主様別当様ご住職とかではありません。
新興宗教系でも無い。

しかし、特殊な能力をお持ちでした。

ご縁は20年位前。
京都の設計士サンからのご紹介。
Hおじいさんはお仕事としてされている訳では無く神様ごとをされていた。

という訳で建前や地鎮祭的な時に設計士サンがお知り合いになられた様子。

私も母もHおじいさんのような方にお目に掛かったことは無かった。
とにかく、いつも温厚で笑顔がもはや人間では無いような温かい方。

「神様か?」「仏様か?」「お地蔵様か?」という印象を出会った人はみんな口にする。

有名な酒蔵の杜氏サンをされていた。
退職直前に蔵の中で突然に声が聴こえ出したそうです。

ずっと、声がするのでノイローゼになりそうで困ってしまって杜氏の仕事が出来ない。

で、酒蔵の代表がHおじいさんを誰もが知っている大僧正様の元へとお連れされると大僧正(管長)様が「それは霊魂的なものが付かれているので仕方ない。その霊的なものと一緒にお暮らしされて人のためにお役に立って下さい」と。

で、Hおじいさんは腹を決めて退職をされた後は隠居生活の中、神様ごとをお役目として口コミで訪ねて来る人のために尽くされてきたそうです。

私がお目に掛かった時には70歳代。

✢我が家が古民家から今の家へと移る時に神棚の移動をお世話になった

✢父親が行方不明の時に居場所や様子をピッタリ言い当てて下さって不明から3日後に発見に至った

✢旧家の古民家の蔵のモノなどの片付け方をご指南下さった

✢旧家の龍神様が水を飲みに来ていた池の扱い方や天皇家の神仏混合の建物への抜け道の終い方をご指南

✢例の牛様の置物が「新しい家へと連れて行って欲しい」と訴えたのもこの方で、捨て無かったのはこのお陰
他にも色んなことを教えて下さった。

料金は提示され無いので皆さんは何かの形でお礼をされていたようなので私もそうさせて頂きました。

そのHおじいさんの温厚さ温和さは別格でもし私が神様や霊魂なら、きっとこの人に取り付くだろうな?と思える位の人間の欲や業がまるっきり欠片も無い方でした。

私はこの人を将来的な目標として生きてきました。

私は生活費も必要なので未だ無料とは出来ない。
でも、生活費を稼がないでも良ければHおじいさんみたいに有りたい!と思っています。

私はHおじいさんの域には未だ未だどころか途方も無く遠い現状。

あんな風に穏やかに神様か観音様のような素の笑顔を穏やかにたたえているような人になる!と決意した。

そのHおじいさんは耳に手を当てて霊魂と会話をされる。

連れて行って下さった設計士サンもニヤニヤしながら「携帯電話してはるみたいやろ?」とコソコソと。

私の質問を聞くと、「ちょっと待っててよ」と言うと霊魂と会話がはじまる。

「あー、そうか、そうか、それで?ふんふん、なるほどな~」と。
で、耳に当てた手を下ろして私にその内容を伝えて下さる。

不思議過ぎる体験です。

しかし、スピ的な怪しさや魔女や魔法使い的なおどろおどろしさは無い。

Hおじいさんの隠居の離れの部屋は普通のお部屋です。
神棚は普通のお家にあるような小さなモノで、仏間は母屋にあるらしくて何処にでもあるような普通のお部屋。

そこの炬燵に入って、ミカンを勧められながら普通にスマホで電話するように霊魂に聞いて答えて下さる。

偶像崇拝でも無く、白装束でも無く、普通のセーターにズボンにベスト姿のHおじいさんが困りごとに対応して下さる普通の世界。

私のモデルとするのはこのHおじいさんなのです。
このおばあちゃんバージョンを目指しているのです。
10年後の私に命があれば、こんな不思議な恭ちゃんばあちゃんになろう!と計画しています。



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