牛様の今後
先日のブログにHおじいさんの牛様の話を書いたら「詳しく知りたい」と連絡を受けました。
かなり前にこのブログに書いたのですが再度書いておきますね。
この牛様は旧我が家に代々と受け継がれた置物というか、旧家の床の間にデーンと陣取っていました。
旧家を売って、このピンクの家に引っ越す時に母と「捨てよう!」と意気投合していました。
母も私も実はこの牛様が苦手でした。
そして、Hおじいさんに神棚を旧家からこの家へと移してもらおうと来て頂いた日のことです。
旧家の玄関を開けるなり、「ガハハハ!あの牛が牛が」と大笑いしながら、神棚には見向きもせずに床の間の牛様の元へ。
そして、「牛も新しいお家へ行きたい行きたい!言うとります」。
そして、私に牛様持たせるといそいそと歩いてこの家へと。
(旧家から現在のこの家までは300メートル余り)
そして、Hおじいさんは牛様と会話が止まらない。
「そうか、そうか、ここが良いのか?」とこの家の床の間に置かせる。
「新しい布団が欲しい?水も欲しい?塩も欲しいのか?」と。
捨てる気満々の私と母は唖然!!
すっかり、牛様のお引越しに夢中のHおじいさんは本来の目的の神棚移動は放ったらかし(^o^;)
その後に無事に神棚の引越しはして下さいましたが、Hおじいさんは牛様のことばかりを色々とニコニコと笑いながら語られる。
牛様は捨てられそうなの我が身を案じてHおじいさんに泣きついたと。
Hおじいさんは「牛様は仕事運の神様やから大切にしてやって」と。
そして、「『撫牛』やから撫でてやってよぉー!」と。
和裁をしていた伯母ちゃんにシルクの布で座布団を作ってもらい。
普段は水と塩。
冬場は白湯と塩を供えてあげてます。
それ以来の数年は牛様と友好な関係を結んでいます。
さて、その牛様は私が逝ったあとの『行き先』を決めたらしい。
行き先に決めた先方へと牛様は何らかのビームを送ったそうな。
で、「牛様は恭ちゃんの後はうちで引き取ろうか?」と。
牛様の未来は決まりました。
牛様の行動力が凄いというか、生き延びようとする意気込みが凄まじいというか(笑)
恐るべし牛様!!
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