積もる

私はきょんきょん塾を30年ほど主宰しております。

時々、『恭子塾通信』を保護者様にお届けしています。
その第一回に出した内容を雪が降る度に思い出します。

その内容は以下のようなものです。

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生徒達は時々「こんなん勉強して何が役に立つ?」とか、「方程式で買い物する人なんておらんやろー?」と言う。

(中略)

例えば雪は路に落ちると直ぐ消える。
そして、そこには何も残らない。
でもね、確実に地面を冷やしてる。
それが準備。
路面が確実に冷え、雪の積もる準備が出来たら、どんどん目に見える形で積もり始める。

ある段階までは雪は地面に落ちては消え、また消え。
それと同様に今直ぐには役に立たないと感じる勉強。
でも、確実に頭の中では将来の学びの準備をしている。
無駄に感じられる数学もこれからの人生の中で出会う学びの準備。

(後略)

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つまり、努力は直ぐに顕著に表れ無いもの。
努力しても、努力しても目に見えて報われ無いとガックリしてしまう。

しかし、確実に準備がされている。

これは雪や学習だけでは無く、開運生き様も同じ。

辰年は特にこれが顕著な年。

十二支の中でだけが架空の生き物というか、動物園や牧場にもいない。
一般的には目に見えない生き物

だから、目に見えない所で色んなことが脈々と進む年とも言われる。

そういう意味でも今年の目に見えないような努力や学びは大きい年。

この1年をどう生きるか?! どんな学びをするか?! どんな準備をするか?! どんな人脈を築くか?!
今年の目に見えない学びはその後の成長や発展に大きな影響を齎す。

そう思ったら前を向かなくっちゃ!!


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