因果律(2)
因果律については以前にブログに書きましたが再度書いておきますね。
因果律というのは哲学的に2つの出来事が原因と結果という関係で結びついていることや、あるいは結びついているかどうかを問題にした概念。
つまりは原因があって結果が生じるということ。
✢例えば、若い頃に魅力的でモテモテで周囲からプレゼント攻撃を受け、いつも周囲の男性からチヤホヤされ奢ってもらっていたり貢がれた女性がいるとします。
短いスパンの因果律は魅力的⇒チヤホヤされて貢がれた。
長いスパンでの因果律は若い頃にモテモテ⇒年をとっても貢がれるのが当然と思ってしまう
年齢をいってるのに若かりし頃のチヤホヤを求めて貢いでくれる人を探していたり、本来はその年齢なりの魅力を身につけるべきなのに、若い頃の容姿のチヤホヤを欲してしまう。
✢例えば、若い頃に勉強やスポーツが出来てイケメンで人気者だった男性がいるとします。
バレンタインにはチョコレートを沢山受け取っていた。
短いスパンの因果律は人気者⇒モテモテの優越感を知ってしまう
長いスパンの因果律は若い頃に人気者⇒年をとってもあのモテモテが忘れられない
年をとってるので若い頃の見た目の人気では無く、渋さや包容力や仕事ぶりや人間性で人気を得る時期になっているのに若い頃のままの人気を求めてしまっている。
これはイケメンや美女だった人のあるあるです。
なぜ、これを書いたか?と言うと。
先日、隣のデーブルでのシルバーの男女での会話を耳にしたからです。
70才位の女性3人がランチを。
その隣のテーブルに1人の知り合いの男性がいる4人組の男性が偶然に座ったようでした。
すると、若い頃は美人だったであろう1人のシルバーの女性が言ったの。
「隣の男性達に奢ってもらいましょ」
残りの2人の女性は「奢ってもらう理由が無い」「そんな悪いわよ!」と。
すると、その女性が「えっ?隣に座って払わせないなんて失礼ょ!喜んで支払ってやわ」と。
そして、「ご馳走さま」と伝票を隣のデーブルにおいて去店。
すると、女性達が出て行ったあと。
隣のテーブルのシルバー男性達が「若い頃に美人やった女性はいつまで経っても、自分は魅力的だと勘違いしたままなんやなー! もはや、こっちが支払って欲しい位の婆さんになっていることに気付いて無いままや」と。
「若い頃にチヤホヤされた人は年を経つと痛いもんやな!!」と異口同音に。
正に因果律ですよね。
年齢なりの魅力へ切り替えることは必要ですよね。
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