他生の縁か?!
縁の諺で『袖すり合うも他生の縁』というのがありますよね。
この『他生』を『多少』と勘違いしている人もいるようですが・・・
私も子供の頃は勘違いしてた(^o^;)
おほほほ・・・
『他生』とは他の生きた時。
つまりは過去生(前世)での関わりを指す訳ですよね。
『袖すり合うも多生の縁』……これは、知らない人とたまたま道で袖がふれ合うようなちょっとした出会いも前世とかからの深い因縁であるという意味。
そう思うと、人との縁はすべて単なる偶然ではなく、深い因縁によって起きるものという観念ですよね。
私ね、かなり前のことなんですがリッチな友達がいまして。
年収も私の何倍もある友人で旦那さんも高収入の婿養子サン。
お家自体が資産家。
だから、外車を乗り全身ブランド品を纏って子供たちもハイスペックな教育を与えて超セレブ。
それが、そこのお母様が「体が不自由なのに家族の誰も仕事仕事で送迎をしてくれない」と私に病院や買い物に月に1〜2度は頼まれていた。
そのお母様が「子供や孫には内緒にしてほしい。恭ちゃんに頼んでることが知れると叱られるから」と泣かれる。
当時は私は父親の病院費に必死な時だったから断りたいところだけれど、お邪魔した時に家族からキツい言葉や叱責どころか喚かれているのを度々見ていたので断るのが不憫で私は口を閉ざして2~3年は続けた。
当時は正直、面倒な時もあった。
子供が休みをとってしてあげれば良いのになぁ〜と。
しかし、不思議なものでお母様が入院して間もなく亡くなられたら、そのお家とのご縁がプツリと切れて疎遠に。
今から思い返すと、私とその友達の縁は本当は無かったのかもしれない。
その友達のお母様と私が他生の縁だったような気がしている。
その友達ファミリーには今も内緒にしているというか、一切の関わりが切れたので言わずもがな花ですが(笑)
当時は出来るだけはしてあげたつもりではあるけれど、面倒くさがらず、心から気持ちよく出来るだけしてあげれば良かったなぁ!と思う。
皆さんも、なぜ自分だけが世話をしないといけないのだろう?と思うような身内や親戚やご近所があるかもしれませんが・・・
きっと、他生の縁の成せることならば有難くさがらずにさせてもらいましょ?!
きっと、過去生からの因縁なのでしょうから(*^^*)
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