極楽の余り風

よく、昔は聞いた言葉です。

極楽の余り風

農作業とかをして汗だくの時にサラッ〜と涼しく風が吹いてきた時に有り難い!という思いから口にした言葉。

山の手入れもしない昨今に、木こりをしている私は今日も数回、この『極楽の余り風』に吹かれて。

「あー、有り難い!」と思わず。

登山で頂上で飲む珈琲の美味しさに通ずる感覚ですよね。

頑張ったから得られる喜び。

便利な世の中。
コスパやタイパ重視の昨今。

無駄は嫌。
しんどいのは嫌。
合理的が最優先のご時世。

確かに便利なモノを利用して時間を有効活用も素晴らしいこと。
叡智ですものね。

しかし、時々は『極楽の余り風』に吹かれてみるのもいい。

不思議とこの風が吹くと作業を止めて少し休憩しようかな?と。

すると、空の青さや小花の可憐さや鳥の鳴き声や蝶の羽の動きみたいなモノに目がいきます。

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