福虫
昔に言われていた『華麗なる一族には福虫一匹』という言葉。
ご存知ですか?!
『福虫』は今では人権に問題のある言葉だと思いますので書くことに躊躇しましたが、嘗ての言葉として紹介。
福虫とは困った人。
贅沢三昧や賭け事でお金を使う。
異性問題を常に起こす。
結婚や離婚や不倫や浮気を繰り返す。
病気や事故を繰り返し巨額の破財。
いわゆる、華麗なる一族の中に必ず困った存在が存在する。
これを『福虫』と称する。
まぁ、人を虫と表すのはそれ位に一族の鼻つまみ者ということなのだしょうが・・・
しかし、これは表裏一体。
玉子が先か、ヒヨコが先か?!
逆にそういう存在が出ないようでは華麗なる一族にはならない!ということらしい。
サスペンスドラマでも有りがち。
超華麗なる一族がお屋敷に住んでいて困った甥や姪が住み着いて道楽してて遺産争いで殺人事件が起こる的な。
繁栄した家系に1人は福虫が出る。
そして福虫を排除すると華麗なる一族は崩壊していく。
その困った福虫がいわゆる厄払いの存在で必要悪。
福虫がいるからこその繁栄なんです。
おもしろいもの。
世の中のしくみの面白さですね。
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