距離感

他人との距離感を上手く取れる人っていますよね。

薄く長く平和に。

それとは逆にパッと仲良くなり失敗と気付いて離れるを繰り返す人も居る。

私はどちらかと言うと後者でした。

司会の仕事を30年位やっていく中で、打ち合わせ一回の本番という短期的なことを繰り返していました。

そうすると、たった一回の打ち合わせで新郎新婦の心へ入り込んで、2人のプロフィールや馴れ初めやエピソードを聞き込んで、出来るだけ2人にマッチしたコメントを入れていきたい。

そうなるとウェディングプランナーサンの下地を糧にして急速接近を繰り返すということをしているうちに、人と速攻仲良くなる!という癖が付いてしまっていたように思います。

それがプライベートでも気付かぬうちに習い性のようになってしまって、初対面の人との距離感の取り方を誤ってしまって依存されたり、間違った私のイメージを持たせてしまったり。

そんな後悔もしつつ、反省をしつつ、気を付けているのですが、稀に今でもやってしまって猛省しています。

人との距離感がうまい友人が数人居て、いつも学ぼうと観察しています。

距離感どりの上手い友人は自分軸が立っている。
これに尽きます。

変に阿ねない!
ご機嫌とりをしない!
おべっかを使わない!

これはサービス業をしていると、ついついやってしまう、というか、やらざるを得ない状況が起こる。
商売のため、お客様のため、クレーム対策のため、恙無くのため、と。

しかし、それでも凛として自分軸で上手い距離感をとっていくことは長い目で見れば得になる。

傍目から見ると腹を括ったつもりのサービス業であっても信頼出来ない人!と思われてしまう。

目先の欲に振り回されない人が最終的にはお得な人生を送られていると観察から導き出した成功策です。





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