裏切られる姓名

裏切られる姓名の数があります。

それはある数とある数をセットに持っている場合。

これも私が司会をはじめた初期の頃。

30年位前の担当した新郎。

司会担当する私に耳打ちをした人は新婦の同級生の女性。

「あの新婦ｻﾝね、今も前の彼氏と付き合っているんです。

でも、前の彼氏は庶民で結婚向きでは無いらしい。

今回紹介で知り合った結婚する新郎は大金持ちのご子息。

でも、前の彼氏とまだ付き合っているんですよ！

その彼氏が結婚式に乗り込んでやる！って言っているって聞いたので司会者ｻﾝの耳に入れておきますね」と。

マジですか?!

確かに美しい新婦。

しかし、そんな心配はよそに滞りなく美男美女の豪勢な結婚披露宴は終えられハネムーンへ。

それから、15年後に偶然にも仕事でその新郎ｻﾝを含め仲間うちと再会しました。

その時にその新郎が仰ったんです！

「うちの子供、２番目と３番目は俺たち夫婦に似てるけれど、１番目だけは全く似て無いんだよなー。

勉強も１番目だけは出来なくって。

どれだけお金が掛かることか🌀

俺の子供かな？と思うわ」と。

ご本人はジョークのつもりで仰ったのでしょう。

その男性がトイレに席を立った途端に周囲のお仲間が言い出しました。

「そりゃそーやよな。奥さんの付き合っていた男性に１番目の子供は体型も顔もそっくりやもんな。

ハネムーンベイビーって思っているんだろうけど、計算合わんよな？」と。

周囲はみんな気付いていたようです。

その男性の姓名を帰宅後に向学のために鑑定してみました。

やはり、裏切られる数をセットで持たれています。

凄い！

姓名通りの生き方してはるわ！と感心しました。

きっと、奥様は気付いていらっしゃるだろうけれど。

墓場までその秘密は持っていってあげて欲しいと願います。

裏切られるの数を持っていたとしても、気付いてなければ問題は無い。

知らぬが仏とはこのことで、敢えてそのセットの数はココには書かないことにしておきます！