幸せ

かなり前のこと。

披露宴の主賓の方の祝辞で新郎家はお寺サンだったので新郎の指導僧侶様の言葉が印象的でした。

内容はこんな感じ。

「今日は皆さんからおふたり(新郎新婦)に『幸せになってね』と言う祝福の言葉が沢山寄せられるでしょう。

しかし、おふたりは勘違いしないようにして下さい。

幸せはなるものではありません。
幸せがそこにあると感じること。
今が幸せだ!と気づくこと。

皆さんは本当は「2人で居ることが幸せだと気付き、感じ続けてね」と仰っているのです」

細かいフレーズは忘れてしまったけれど。

一人では喧嘩も出来ない。
喧嘩すら出来る相手が居ることに気付くこと。
暑いね、寒いね、美味しいね、しんどいね、哀しいねすら、そんな全てを共に一緒に味わえる幸せにに気付き続けてねということを略して祝福の言葉は「幸せになってね」とある!というような祝辞でした。

深い!
深いわ〜!!とその時に感動した。
流石のお坊さんの祝辞だと思ったわ。

幸せはなるものでは無く、“気付ける”幸せですね(*^^*)

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