選ばれし宿命
先日、歴史モノで知りました。
紫式部の源氏物語が有名となった訳。
紫式部は当時の栄華を誇っていた藤原道長と歩いて4分の所に住んでいた。
そのために紫式部の書いた源氏物語のことが宮中で話題となったのを聞きつけた藤原道長は娘:定子を一条天皇へと嫁がせていたので、紫式部の知性をかって教育係にスカウトして宮中へと上がったことで一躍有名作家になった!と。
なるほど!
しかし、既に紫式部は藤原道長と4分の所に住んでいたという強運さ。
皆さん、お家から歩いて4分のところに日本No.1の栄華を誇っている方がお住まいですか?
我が家の周りを見渡してみても畑と田んぼonly(笑)
紫式部が我が家に住んでいてはそのチャンスには恵まれ無かったでしょう。
しかし、いくら近くに住んでいても知性が無ければダメ。
そして、小説を書くように勧めた紫式部には文学的な女友達がいたことも大切な要素。
そして、紫式部の旦那サンは結婚後直ぐに亡くなられて暇と自由があったことも大切な要素。
全ての要素が見事にパズルのようにはまる必要がある。
その時に起こる奇跡。
これは全てが用意されたものか。
それとも、選ばし人には必要なことが面白い位に完璧に用意されるものか?!
選ばれし宿命であることだけは確か!
運命とか宿命とか学べば学ぶほどに不思議な世界です。
コメント
コメントを投稿