敷居

昔から敷居は踏んではいけないとされてきましたよね。

イマドキではバリアフリーだったりして敷居のあるお家も減ってきているし、そんな作法も聞かなくなりましたよね。

お寺には書かれていることを目にしたこともあります。
茶道などの伝統文化的なものを習うと教えられるのかもしれませんが。

まぁ、外国人の旅行者が鳥居⛩️で懸垂をしてSNSにアップするご時世だから、もはや過去の遺物かもしれませんが。

建付けが悪くなるから、教えとしての決まり事とされたのか?

また敷居は家の外と内の『結界』だから踏んではいけないという理由もあるのかもしれませんね。

実は幼い頃の話。
知人のおじさんでしきたりマナーが大嫌いな方で玄関の敷居に片足を乗せたままに偉そうに文句を付けている姿をみた祖母が言いました。

「大工サンをしているのに敷居に足を乗せたまま偉そうに言うてたら、頭が壊れるわ!」と。

間もなくして、そのおじさんが脳の癌になられました。

母親とお見舞いに行ったら、そのおじさんの奥さんが病床のおじさんの頭をポンポン叩きながら仰った。
「頭がスイカみたいにスッカラカンに壊れているの」

幼い私には衝撃的でした!

敷居は踏んだらアカン!と。
学びました。

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