沸騰

昔から言われていたこと。
この地域には幼い頃はよく言われていた言葉。

お湯が沸騰していると『隣が繁盛するから沸騰させてはいけない』と。

光熱費をもったいないからという教えかもしれないですよね。
[夜に爪を切ってはいけない]とか[霊柩車を見たら親指隠せ]などと同じような迷信と同様の教え。
しかし、なんとも言えない島国根性というか、田舎独特(日本人?)のセコい発想ですよね。

隣が繁栄したら良いことよねー
お裾分けが有るかもしれないし、隣が繁栄するのは良いこと。

今の時代なら地元から出世する人が出たら誇らしいことですよね。
しかし、昔の姑息なモノの考え方。
世間狭い発想。

広い視野を持たずに隣近所でだけ競っていた狭い視野。

農耕民族だから土地を争い、水を争ってきたから身近で争うのかもしれませんが、分かち合うという考え方が出来なかったのか?!と思いますよね。

光熱費のもったいないという発想は良いけれど、迷信のチョイスが宜しく無いよね。

地震や災害のある国。
大地震が80%という時に隣近所での助け合いは必須ですよね。

近くの人と共助していかないといけない時代です。

助けられる余裕が無い状況もある。
しかし、お隣の繁栄を喜べる精神レベルではありたいなぁ〜とストーブの上のヤカンを見ながら思います。

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