ほっこりする話

今日、多可町役場へ税金申告に行きました。
20人位が順番登録をして椅子に座って待っていました。

一番前の席のおじい様の順番が来た。シルバー押し車を使われていたが、椅子から立ち上がるのに一苦労。

すると、役場のピンクのセーターの若い女性が必死に抱えてあげていた。
そして、申告のテーブルまでご案内。

そして、申告が終わった様子。

気になって、遥か遠くから見守っていると、先程の女性がシルバー押し車をおじい様の前へ回していた。
そして、出口まで傍らで支えて送ってあげていました。

そのおじい様は嬉しそうに「ありがとう!助かりました。本当にありがとう」と繰り返されていた。

そのおじい様にその役場の女性が「お天気悪いから足元滑りやすくなっていますから、気を付けて帰って下さいね」と笑顔で声をかけて送り出していた。

おじい様の「ありがとう」の声は一段と大きくなり、顔をくしゃくしゃにして何度も何度もお礼を仰っていた。

その姿を見て、(多可町役場にはいい人がいらっしゃるなぁ〜)と感じていたら、お隣のお席の方も同じ思いだったらしく呟かれた。

「多可町役場はええなぁ〜」と。
それに周囲の人もニコニコと頷かれていた。

今日、あの場面を見ていた人はとても幸せな気持ちになれたと思う。
凄く得した気分でした。

役場の女性は特別なことをした風でも無く、普通の行動だったのでしょう。

けれど、それを見た人の心に温かい灯火を点けた。
素敵です。

そして、そのおじい様のお隣に座っていた住民の人も役場の女性がおじい様立つ際に支えようとされていた時に、思わず助けようと立ち上がろうとされていた。

多可町、ええやん!と。
今日は本当に良い一日でした♪

誰かの温かい行動はそれを受けた人だけでなく、それを目にした人をも幸せにする。
そういうことを再認識する出来事でした(*^^*)

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