天網恢恢
天網恢恢疎にして漏らさず
有名なこの言葉はご存知でしょうか?
以前にこのブログにもこの話を書いたのですが…
『天網恢恢疎にして漏らさず」というのは老子の言葉。
一般には天は悪事を見逃さないというような意味で使われている。
生きていると世の中には不条理なことがある。
あなたを利用しようとする人が出現することもある。
信じていた人に裏切られることもあるでしょう。
どんなに強運な人であっても365日パラダイスということはありません。
怪我も病気も無く溢れるような金運で贅沢三昧で天国のような日々は有り得ないですよね。
ここが天国なら生まれてくる理由もまるで無いことになる。
何の学びも有りませんものね。
この世に生まれて肉体を持てば、それなりに試練も有れば苦労もある。
そんな私達の学びとして酷い人も現れることもある。
陥れようとしたり、妬んだり、嫉妬をしたりする人もいる。
そんな時にこんなことを言う人もいる。
「その人に復讐したい」
「思い知らせてやりたい」
「苦しめてやりたい」
「不幸にしたい」
しかし、そんなことに意識を向けているのは勿体ない。
そんなことはしなくとも、天が必ず諌めてくれるから安心して生きていけば良いという教え。
天は漏らさず悪行を見ている。
そして、キチンと懲らしめてくれる。
だから、天に任せたしまうこと。
そして、自分に対して優しさを与えてくれる人に感謝をするのが一番。
老子はええこと仰る!!
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