刷り込み
先日の大阪での登下校中の小学生の列へ車が飛び込んだ事件で思い出しタことがありました。
私は小学1年生の時。
同じ村の幼稚園生から小学6年生が1列に並んで登校していました。
男子20人、女子15人の列。
我が村が小学校までの通学距離が一番長く、小学1年生の5月の慣れない時期でした。
私は重いランドセルを背負って黙々と真面目に歩いていた。
そこへ高校生のバイクが斜め後ろから飛び込んで来て、私ははねられました。
私の前後の子は軽症のかすり傷でしたが、私はドンピシャに膝を強く打ち暫くは歩けませんでした。
その時、通りかかった役場の方が診療所へと運んで下さった。
その時に学校の先生も飛んで来て下さって「普通に歩いていたのに後ろからバイクが飛び込んで来たら避け用も無かったね、30人以上並んでいたのに恭子ちゃんに当たるなんて運が悪かったね」と。
そして、間もなく予定されていた遠足も行けなくなり、先生から「小学校最初の遠足に行けないなんて運が悪いね」と。
その時に私は強く思った。
「私は運が悪いんだ!」と。
そこからの私は消極的だったと思う。
小学2年生から目が悪くなり、それも一層私に消極さを募らせた。
不運さを意識すればするほど、そう言えば運の悪いことが起こってきた。
つまりは、私は小学1年生の5月に不運さを刷り込まれたということ。
先生は悪気も無かっただろうし、寧ろ、親切心からの発言だったかもしれないが…
私は自分で自分を不運な子と刷り込んでしまった。
そうすると、そういう現象を呼び込むものです。
そして、やっぱり私は不運だ!と再確認してしまう。
正に不運のスパイラル。
皆さんもお子さんやお孫さん。
姪甥さんには「運がいいよ!」と言ってあげて下さい。
根拠なき自信であっても+の刷り込みは人を強くします(*^^*)
運が強い!は何よりのお守りとなりますょ!
コメント
コメントを投稿