先祖守り
少し前のこと。
70歳の女性から相談を受けました。
その女性には一人っ子の息子サンが居るが結婚されても、お子さんが授からなかったそうです。
それでも、息子サン夫婦は仲良く暮らして行こう!というスタンスだったそうです。
それが、その女性の少し年の離れた弟の奥さん(義妹)のところの娘サンに男の子が数年前に授かったそうです。
すると、その義妹サンはわざわざ孫を抱いて見せに来られたそうです。
ずっと、知らん顔されていたのに。
そして、「私は立派におばあちゃんになれました!」と。
そして、お祝いを催促して帰っていかれた。
そして、2年後。
全くの連絡も無かったらしいのに、
次に女の子の孫が授かった時もわざわざ見せに来られて「男の子の孫の次は、女の子の孫のおばあちゃんになれました。
うちは御先祖様に祝福されているのかしら?トントン拍子です」と。
また、お祝いを催促して帰られた。
そして、その女性が私に質問されたのは以下のことでした。
弟は家を出て街に住んでいる。
だから、ご両親の介護もお墓掃除などのお墓守りも全てをその女性がされてきているそうです。
ご両親が亡くなってからは、誰も住んでいない実家のお掃除や諸々の冠婚葬祭も全て、その女性がされていると。
だのに、御先祖様は弟夫妻のところにだけご加護を与えられるんですか?
孫が弟のところに出来て、私のところに出来ないのは構わないけれど、それをイチイチ自慢げに『私はおばあちゃんになれました!アナタはなれてませんけどね』という嫌味を言ってくる。
しかし、何も御先祖のことをしない義妹にご加護があるものなんですか?
私も何と言って良いやら…
お気持ちは痛い位にお察しします。
しかし、数命判断では先祖守りのお役目の型があります。
それは現実の状況とは関係なく。
三姉妹の末っ子サンだけが、その数命なら1人に伸し掛かることもあるし。
兄弟姉妹全員がその型で力を合わせてというパターンもあるし。
長男も長女も全くノータッチで次女1人何もかも押し付けられることもある。
しかし、遺産は等分だったり、何もしなかった長男が独り占めすることもある。
だから、私からはそういう宿命の数命だとしか言えません。
私は未だ勉強不足で深い仕組みにまでは行き着いていませんので明確な訳は説明出来ません。
しかし、「御先祖様のご加護は孫の有無だけでは無いと思います。
健康や他の形で必ずご加護は来ていますよ。」と返答しましたが…
その回答に100%のご納得は頂けては無いかもしれませんが、「分かりました」と仰って下さいました。
で、言葉にはしませんでしたが…
その義妹サンも今頃は孫に「クソババア!」と言われてらっしゃる姿が目に浮かびました(笑)
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