言わぬが花

昔からある言葉
言わぬが花

元々は花嫁は口数が少ないことを慎み深くって良いが由来とされますが…

「口に出して言わないほうが奥ゆかしく、差し障りがなくてよい」という意
が本来。

しかし、他のニュアンスの方が広まっていますよね

それは、発言を控える
余計なことは言わずに黙っている方が得策

つまりは知ってることを敢えて話さないとか、知らぬふりをする方が粋

それで言うなら、高級バーのママさんや老舗料亭の女将の口の固さみたいなものですよね

観た刑事ドラマでね、そういうシーンがあった
正義感が強くって融通の利かない若い刑事に対して、情人間の古い刑事が諭す場面

最近は損得感情で黙っておく人や関わり合うのが面倒だからと黙す人は居るかもしれないけれど…

人の機微を察するといった『言わぬが花』は減ったきたように思います

そういうことって便利と共に薄れていくのかもしれませんね?
AIには『言わぬが花』は無いでしょうしね


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