日にち薬
『日にち薬』という言葉を関西ではよく聞きます。
医療的には「日にち薬」という言葉を肋骨骨折や座骨神経痛などの時に“治療しなくてもそのうちに治る”という意味と、“すぐには治らず、多少日数がかかる”という両方の意味で使われているようです。
この言葉は医療以外の場面でも使われる。良い言葉のようで、微妙な言葉でも有るように私は思います。
確かに月日が解決するのかもしれない。
他人のことならば、そう言えても当事者の苦しみと言えば大変なものでしょう。
悩む人に対しても日にち薬と励ますことも多いでしょうが、放置することによって更に拗れることも有ります。
ボヤのうちに鎮火すれば何でも無いことが大火事になることも有ります。
・子供の変化に気付いても見て見ぬふりをするとか、
・パートナーの裏切りをケンカしたく無いからと気づかぬふり。
・友達の堕ちていく姿を黙って眺める。
・勘違いしている仲間を窘めない。
・嫌がらせやイジメををする人を放置。
そうして拗れた人に対して「日にち薬だから」と親切ぶった言葉はどうなんでしょう?
日にち薬とはすべきことをしてからの言葉では無いかな?と思います。
きちんと治療(対処)してからに意味を成す言葉であって、何もせずに発するのは単なる無責任。
それは罪が大きいですよね。
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