狂わす素養
持って生まれた素養はどうすることも出来ない。
また、持って生まれていなければ致し方なし。
私のご近所だった女性。
世間は「美人美人!」と言われていたが、顔立ちは別に決して美人では無かったと思う。
しかし、彼女は小学校4年生位から周囲の男性(特に大人)を狂わす。
私は保育園からずっと一緒だったので、別に色気を振りまいているとも思え無かった。
しかし、周囲の男性は大半が狂う。
その顕著なのは男性の先生方。
同級生達は「ひいき!えこひいき!」と話題になっていましたが、私は違うと感じた。
ひいきとかでは無い。
彼女を見ると男性はおかしくなる。
正常ではいられない。
授業が出来なくなるほど狂わされる。
これは女性には全く分からない。
フェロモンかホルモンか知らないが男性のみに効能があるようで。
ませた男子も彼女に年を追うごとに夢中になる。
先生方も授業中に彼女にロックオンされて、ボーとしてしまう。
放課後に残して遅くなったからと車で送ったり、休憩時間も彼女の傍へフラーっと放心状態で付いていく。
こうなると彼女のから全女子は離れていく。
中学3年生の時に女子生徒達が教育委員会に訴える署名運動が起こっていたと成人してから私は聞いた。
私は誘われ無かったので全く知らなかったが・・・
これは彼女が持って生まれたモノ。
彼女が意識して放出してるでも無い。
男性先生方も理性を壊されてる。
誰が悪い訳でも無いけれど・・・
男性先生方を観察していると、滑稽でしか無いが幼い同級生の女子達は彼女に憎悪を感じてしまっていた。
可哀想な話。
そして、それを勘づいた彼女は高校生となると意識して幼くダサいヘアースタイルで必死にそれを隠そうと健気にしか見えなかった。
高校時代は痛々しい位に自分を目立たないように暮らされていた様子だった。
なぜ、彼女は持って生まれたのか。
きっと、自身の持って生まれた素養が呪わしかったのでは無いだろうか?と私は感じていた。
私は今だに小学4年から中学3年までの狂った大人の男性を見させられて。
不思議な待って生まれたモノってあるし、罪作りだなぁ〜と思った。
その頃から人の心理に興味が湧いてきたんです。
あれは何だったんだろう?と。
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